Uターン・家業継承 丸山 新仁さん | 御坊ライフ | 御坊市魅力発信特設サイト「つながる御坊」
御坊ライフ
丸山 新仁さん

Uターン・家業継承 御坊駅前から全国へ
紀州・日高の名産品を発信

MARUNI株式会社
取締役
丸山 新仁さん

御坊市生まれ。不動産賃貸業、飲食業、小売業など幅広くビジネスを展開する丸仁商店の四代目。大学進学をきっかけに大阪へ移り住み、三菱UFJ信託銀行に就職。大阪・東京で約8年間働き、30歳で家業を継ぐため御坊市にUターン。お土産ショップ「丸仁商店」を軸に、ふるさと納税サイトなどでも和歌山の名産品を発信している。二児の父。

丸山さんが感じる御坊の魅力

  • 御坊市にいながら全国に向けて
    ビジネスを展開
  • コミュニティがコンパクトで
    人脈づくりがスムーズ
  • 都心部へのアクセスがいい

御坊駅から徒歩1分
駅の待合室を兼ねた
お土産ショップ

他府県から御坊市へのアクセスの要となる特急くろしお。その停車駅であるJR御坊駅の駅前に丸山さんが営むお土産ショップ「丸仁商店」がある。店内には紀州・日高の名産品が並ぶほか、駅の待合室代わりに使えるちょっとしたカフェスペースも。街の人にとっての憩いの場所として知られている。

丸山さんは不動産オーナーとして賃貸マンションや駐車場の管理業務を行いながら、時には接客も担当。自社で経営している飲食店「いきいきうどん」「てんぷら酒場SHIN」のスタッフとして店に立ち、町の人と触れ合う日もあれば、商工会議所青年部の集まりに顔を出して地元の経営者たちと交流する日も。御坊市に戻ってきて約7年、多方面にアンテナを張り、事業拡大に取り組んでいる。

丸山 新仁さん

元銀行員の知識を活かし法人化
人脈を生かして販路を拡大

「家業を継ぐのは生まれながらに決まっていた」と丸山さん。現社長であり、丸山さんの父親でもある丸山信仁さんは大学卒業後にすぐに家業を継いだが、丸山さんは「外の世界も見てみたい」と、三菱UFJ信託銀行に新卒入社。金融の知識を得てから家業を継ぎ、まずは個人事業だった家業を法人化。4年前からは、「丸仁商店」で扱う和歌山の名産品をふるさと納税サイトへ出品するように。その売上が好調で、コロナの影響で店の来店客数が減少しても、業績は右肩上がりだと言う。

都会とは違う距離感も、地方ならではで、イベントに参加すれば御坊市長と挨拶できる間柄。また人気商品である梅干しの商品価値を上げるため、知り合いを介して梅農家に直接交渉し、他店よりお得感のある商品づくりに成功した。「御坊市は町がコンパクト。人脈づくりがスムーズで困ったときに助け合える環境ですね」。

丸山 新仁さん

大阪へは車で1時間
休日は家族でレジャーを楽しむ

プライベートでは8歳の娘さん、4歳の息子さんを持つ二児の父。「休日と呼べる日はない」と笑うが、月に1~2回は時間をつくってお出かけ。行き先は家族みんなで楽しめる大阪・泉佐野の「りんくうプレミアム・アウトレット」や和泉市の「ららぽーと和泉」が多いと言う。

御坊市は「大阪南部だと車で1時間ほど。大阪市内へも2時間弱で到着するため不便は感じない」と丸山さん。仕事仲間とは近隣にある紀南カントリークラブゴルフ場でゴルフを楽しむなど、アクティブな日々を過ごしている。

丸山 新仁さん

御坊市のために何かがしたい
だからこそ市外にも目を向ける

ふるさと納税の返礼品は、御坊市のものが中心だが、印南町の品も。これからは白浜にも拠点を構え、白浜生まれの名産品も増やしていく予定。不動産賃貸業では大阪、東京にも販路を広げようと準備中だ。「御坊に生まれた者として、御坊のために何かせなあかんって気持ちがある。次世代につなぐためにも、広い世界で事業を成功させて地元に還元したい」と丸山さん。

小売業であればECサイトを利用して商売は可能。地元で生産したものであれば、ふるさと納税サイトを通して地域貢献ができる。どこに拠点があるかではなく、何を目的とするか。その視点があれば、どこにいても地域貢献ができると丸山さんが体現していた。

丸山 新仁さん

御坊市でのお気に入りの過ごし方を紹介!丸山さんの御坊ライフ

仕事の休憩中は、ラーメン好きの妻といっしょにラーメン屋巡り。「ら~めん幕末」「斎家」など、御坊市にあるラーメン屋さんはほとんど行きました。休日は車で1時間ほどの大阪のショッピングモールに出かけ、家族で買い物やレジャーを楽しんでいます。