1954年の創業当初から時代背景や流行などを敏感に察知し、プラスチック製造の技術を生かしたボタンの製造や模造真珠など世の中に必要なものを作り続けてきた大洋化学。麻雀牌の製造がスタートしたのは1963年で、今では日本での製造シェアのほとんどを占めています。麻雀ブームのピークだった昭和50年代には、約70万セットを販売。当時、御坊市の人口の約10％が麻雀牌の製造に付随する内職をしていたのではないかと言われており、「大洋化学は麻雀の会社」と今でも語り継がれています。耐熱性が高く高品質と業界での評価も非常に高い麻雀関連の商品は、50年以上の歳月の中で機能やコスト面の改良を重ねながら、現在もなお新しい商品を開発し続けています。60歳以上の国体とされる「ねんりんピック」の麻雀競技が御坊市で開催されるなど、地場産業として確立されている麻雀を是非お楽しみください。